2025年8月9日、日本ボクシング界に衝撃が走りました。
帝拳ジム所属の浦川大将選手(28)が、
後楽園ホールでの試合後に急性硬膜下血腫を発症し、命を落としたのです。
同じ日・同じ会場の興行では別の選手も亡くなるという前代未聞の悲劇が重なりました。
本記事では、浦川選手のWikipediaプロフィールや経歴、結婚の有無、
そして彼のボクシング人生を振り返ります。
浦川大将選手のWikiプロフィール

- 氏名:浦川 大将(うらかわ ひろまさ)
- 生年月日:1997年3月7日(没年齢28歳)
- 出身地:東京都葛飾区
- 所属ジム:帝拳ボクシングジム
- 身長:178cm
- スタイル:オーソドックス
- プロ戦績:14戦10勝(7KO)4敗
- プロデビュー:2018年3月、後楽園ホール
浦川選手はアマチュア経験を経ずにプロデビューを果たし、
その長身と強打を武器に頭角を現しました。
2018年3月、後楽園ホールで行われたデビュー戦で初勝利を挙げ、その後も白星を積み重ねます。
浦川大将選手ボクシングキャリア

浦川選手のキャリアの大きな転機は2020年2月、
これはプロデビューからわずか2年足らずでの快挙でした。
以降、実力派として注目を集め、日本ライト級の上位戦線で戦うようになります。
2023年11月、2024年10月、そして2025年8月と、
浦川選手は3度にわたり日本ライト級挑戦者決定戦に出場。
しかし、いずれも惜敗し、タイトルへの道はあと一歩のところで届きませんでした。
それでも彼の戦う姿勢とファイトスタイルは、多くのファンや関係者の記憶に残っています。
最後の試合となったのは2025年8月2日、斎藤陽二選手との挑戦者決定戦でした。
試合は互いに打ち合う激しい展開となり、8回TKOで斎藤選手が勝利。
試合後、浦川選手は頭痛などの症状を訴え、リングを降りた後に救急搬送されました。
浦川大将選手は結婚していたのか?

多くのファンが気にするプライベートな情報ですが、
SNSやメディアでも家族やパートナーについての発言はなく、
現時点では独身だったとみられます。
ボクシングに全力を注ぐ日々を送っていたことが、
プライベート情報がほとんど公にされなかった理由の一つでしょう。
浦川大将選手と同興行で起きた二つの悲劇

左:神足茂利選手・右:浦川大将選手
浦川選手の搬送からわずか数日後、
同じ8月2日の興行で試合をした神足茂利選手が、
日本ボクシングコミッションによると、
同じ日に同じ会場で2人の選手が命を落とすのは極めて異例であり、
リング上の死は「リング禍」と呼ばれ、ボクシング界が長年抱えてきた課題です。
特に近年は、選手の健康を守るための医療体制の強化や計量ルールの改善、
試合中止の判断基準の明確化などが議論されています。
今回の連続した悲劇は、その議論を加速させる契機になると考えられます。
まとめ
浦川大将選手は、アマチュア経験ゼロからプロボクサーとして挑戦を重ね、
全日本新人王を獲得し、何度もタイトル挑戦のチャンスを掴んだ実力者でした。
その闘志とひたむきな姿勢は、多くのファンの心を掴んで離しませんでした。
今回の訃報は、ボクシングという競技の魅力と同時に、
選手の命がかかる過酷さを改めて突きつける出来事となりました。
浦川選手の冥福を心より祈るとともに、今後のボクシング界がより安全な環境を整えることを願います。
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