俳優・水谷豊さんと元キャンディーズの伊藤蘭さんの娘でありながら、
独自の演技スタイルで注目を集める女優・趣里(しゅり)さん。
華やかな芸能一家に生まれた彼女の学歴には、バレエへの情熱と大きな挫折、
そして女優としての再出発という深い物語が隠されています。
この記事では、趣里さんの小学校から大学までの学歴と、
それぞれの時期に体験したエピソードを、本人の言葉やインタビューを交えて詳しくご紹介します。
趣里の学歴とは
小学校
趣里さんは東京都内の小学校に通っていたとされていますが、
桐朋小学校、桐朋学園小学校を卒業した女子児童は中学校に内部進学できるそうです。

お友達に誘われて、4歳からクラシックバレエを始めており、小学校時代はほぼバレエ中心の生活を送っていました。
学校が終わるとバレエ教室に直行する日々。家庭でも両親がその夢を支え、
小学校5年生には、将来は「バレリーナになる」と強く信じていたそうです。
バレエに夢中になったのは、舞台に立って表現したものに対しリアクションしてもらえるのが幸せに感じたから
と語ってられたそうです。
小学校6年生の時には井上バレエ団の代表的な作品の「くるみ割り人形」の主役に抜擢されており、
当時から高い実力をお持ちでした。
遊ぶ時間よりもレッスンを優先するほどで、当時から強い意志と集中力を持っていたことがうかがえます。

中学校

東京都調布市若葉町一丁目41-1に所在する私立中学校・高等学校。
- 中学校、高等学校普通科は中高一貫の女子校
学校の授業と並行して、ますます本格的にバレエに取り組むようになります。
中学時代の趣里さんは、学校が終わるとバレエ教室で夜遅くまでレッスンする生活。
という夢を持ち、将来はイギリスでプロを目指すことを目標に掲げていたといいます。
高校
中学卒業後、一度は都内の高校に進学しましたが、
16歳のときにオーディションを受けて、

Arts Educational Schools(ArtsEd )は、
- イギリスの西ロンドンのチズウィックにある独立した舞台芸術学校
- ArtsEdは、中等教育、継続教育、高等教育レベルにおいて、ミュージカル、映画・テレビの演技に関する専門的な職業訓練を提供
- また、舞台芸術に関するパートタイムコースやホリデーコースも提供
当時は寮生活をしており4人部屋で暮らしていましたが、英語があまりわからなかったので当初は辞書を片手にルームメイトと会話していた。と語られています。
当初は英語力が十分ではなかったことから、コミュニケーションに苦労したそうです。
しかし趣里さんは、プロのバレリーナになるという夢を本気で叶えるための挑戦でした。

ところが、まもなくして悲劇が訪れます。
レッスン中にアキレス腱断裂と足の剥離骨折を負い、バレエを続けることが困難になってしまうのです。
ちなみに趣里さんがケガを負ったのはレッスン中にジャンプの着地の際に、
変な方向に足をついたまま続けて、ジャンプしたら体に体重以上の負荷が
かかったことが原因だと話しています。
「人生で一番辛かった時期ですね。自分の夢が一瞬で壊れた感じで。日本に戻っても、毎日何をしたらいいかわからなくて…」
引用元:文春オンライン『趣里 25歳、夢の挫折と女優開眼の瞬間』(2015年12月)
その後、帰国し、高校は中退扱いに。この出来事が、のちの女優・趣里さんの原点となります。
大学

明治大学の芸術学科の偏差値は、
- おおむね58~68程度です。特に、文学部芸術学科は偏差値67~72
- 他の学部よりも高い傾向があります。
- 明治学院大学の文学部芸術学科は、偏差値59~65程度
バレエで鍛えた身体表現を活かし、今度は演技の世界へ足を踏み入れます。
在学中は、演出家・長塚圭史氏のワークショップなどに積極的に参加。
自分を表現する喜びを再発見し、女優としての道に目覚めていきます。
「演じることって“生きること”だなって思ったんです。バレエと同じで、自分の体を使って誰かの気持ちになれる。どんどん夢中になっていきました」
引用元:Real Sound『趣里が語る“女優”という生き方』(2018年12月)
しかし、芸能活動と学業の両立が難しくなり、大学は中退。
その後、2011年にドラマ『3年B組金八先生ファイナル』で女優デビューを果たします。
「“水谷豊の娘”っていう目で見られるのがプレッシャーでした。でも、演じることでしか自分を証明できないと思った」
引用元:オリコンニュース『趣里、役と向き合う理由』(2019年10月)

武田鉄矢が二代に渡り共演されていますね。
まとめ
趣里さんの学歴は、ただ学校名を並べるものではありません。
幼い頃から夢見たバレリーナの道、留学、挫折、そして女優としての覚醒
まさに、ひとつの人生ドラマのようです。
華やかな家系に生まれながらも、自らの道を切り開き、
表現者として独自の地位を築いている趣里さん。
彼女のこれからの活躍がますます楽しみです。
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