かつてはモデルや女優としてスポットライトを浴びていた鵜飼真知子さんですが、
その後、彼女の名前は芸能欄ではなく「事件欄」で世間を騒がせることになりました。
きっかけは、複数の男性から巨額の金銭を騙し取った結婚詐欺事件です。
表舞台から転落した元タレントが、なぜ詐欺という犯罪に手を染めたのしょうか?
その生涯には、華やかさと闇が交錯していました。
鵜飼真知子プロフィール
鵜飼真知子さんは1970年代生まれ。
「ミス日本」などの称号も獲得しており、その後はテレビドラマや映画にも出演。
ヌードグラビアにも挑戦するなど、幅広く芸能活動を展開していたのです。
一時期はハリウッド作品への出演経験もありましたが、
仕事の減少やスキャンダルをきっかけに芸能界から姿を消しました。
鵜飼真知子の3回の結婚歴
そのすべてが円満とは言い難いものでした。
いずれの相手とも短期間で破局し、
経済的な問題や虚偽の経歴が問題視されたこともあります。
結婚という言葉が、彼女にとっては「愛」ではなく
「手段」になっていた可能性があると言えるのかもしれません。

騙された人3人
報道によれば、少なくとも3人の男性が鵜飼真知子さんに騙されていました。
Aさん(58歳・会社経営者):
交際の中で「結婚を前提に付き合いたい」と言われ、生活費名目で100万円を渡しました。その後も追加で100万円、さらに家電購入費用など、合計300万円以上を渡したそうです。
Bさん:
数ヶ月の交際の末、「モデル業を辞めて一緒になりたい」と迫られ、貯金から500万円を支出しました。交際終了後に連絡が取れなくなったといいます。
Cさん:
なんと1600万円もの大金を騙し取られたとされます。複数の名目で資金援助を求められ、最後には「一緒に投資をしよう」という誘いで全財産を失いました。
いずれの被害者も、彼女の巧みな話術と容姿、
そして「元芸能人」という肩書きに心を奪われていたようです。
鵜飼真知子逮捕されるまで

調べによれば、
当時の彼女は複数の男性と同時進行で関係を持ち、巧妙に金銭を搾取していたとされています。
一部報道では、逮捕後の取り調べで
「生活が苦しかった。騙すつもりはなかった」
と供述したとも伝えられていますが、その手口の悪質さから実刑判決が下されたといいます。
まとめ
かつては芸能界で脚光を浴びた鵜飼真知子さん。
しかし、生活の困窮や人間関係のもつれから、
詐欺という犯罪へと足を踏み入れてしまいました。
華やかな経歴とは裏腹に、彼女の人生は多くの人を傷つける形で幕を閉じたのです。
“結婚”という言葉が信頼と愛情を意味するはずの中で、
それを利用した犯罪の重さを改めて考えさせられる事件でした。
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