東村アキコの父がアスペルガー症候群だったのでは?という話題が、
彼女自身の作品や発言から注目を集めています。
東村さんは「父はおそらくアスペルガーだった」と語っており、
その率直な発信は多くの共感を呼んでいます。
本記事では、彼女の発言やエピソードをもとに、父親との関係性や背景を詳しくご紹介します。
東村アキコとは?

東村アキコさんは、宮崎県出身の漫画家で、
代表作には『海月姫』『東京タラレバ娘』『偽装不倫』などがあります。
軽快なギャグとリアルな人間描写で多くのファンを魅了し、
エッセイや自伝的作品も多数発表しています。
なかでも、自身の幼少期や家族について描いた
『かくかくしかじか』『東村アキコの美術手帖』では、
『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』東村アキコ
— よも (@matsutoyayumiko) December 20, 2017
父の健一さんが、すごい
これに尽きる作品
語録多すぎ伝説濃密すぎ
そしてどの作品も共通の濃ゆーいキャラたち!!
半自伝的なエピソードや宮崎あるあるもおもしろい
東村アキコに出会った最初の作品 pic.twitter.com/ZigoaVplUV
東村アキコの父・健一マジやベエェェェ…娘のラジオ出演でも話題を全部持っていきやがった…こんなに人を引きずり回すとは、人類最強なレベル。
— very far from here (@veryfarfromhere) February 19, 2013
お父さんはどんな方だったのでしょうか?
気になりますね。
東村アキコ父親はアスペルガーだった?

明確な診断はないが「おそらくアスペルガー」
東村アキコさんは、
2021年に配信されたYouTube番組「ホリエモンチャンネル」での対談や、
自身の著書『東村アキコの美術手帖』の中で、次のように語っています。
「うちの父はアスペルガー症候群っぽかった」(引用元:Asuneta|2022年11月1日公開)
東村さんは、父が医師から正式に診断されたわけではないと前置きしつつも、
「発達障害の特徴にとてもよく当てはまる」とし、
自身が大人になってから理解できるようになったと話しています。
特徴的な父の性格と行動
彼女の語る父の性格には、次のような特徴がありました。
- 空気が読めず、一方的に話す
- 家族の感情に無関心なように見える
- 物事へのこだわりが非常に強い
- 家族に暴言や厳しい叱責をすることがあった
これらの行動が、当時は「冷たい」「怖い」と感じていたものの、
発達障害の傾向であると理解することで、
「父は悪意があったわけではない」と考え直せたと語っています。
「昔は『父は変わってる』で片づけていたけれど、発達障害の本を読んで腑に落ちた」
(引用元:ドキドキ情報館|2023年3月27日)
腑に落ちた…そしてお父さんへの見方が変わったのでしょうね。
東村アキコの父との関係は?

厳しくも愛情を感じた場面も
東村さんは、自身の父との関係について
たとえば、何気ない日常で父がしてくれた優しさに、後から気づいた経験もあったそうです。
「父は一緒に遊んだり会話をするような人ではなかったけれど、私が困っているときに黙って何かしてくれていた」(引用元:Malaysia Mokoko Blog|2024年2月12日)
「父を理解したい」と思えたのは大人になってから
若いころは父との距離を感じていた東村さんですが、
大人になり、自身も子を持ったことで父を見直すようになったといいます。
特に、父が亡くなったあとに昔の手紙や写真を見返したことで、
「自分にできることは“理解すること”だった」と気づいたと語っています。
東村アキコはなぜ家族のことを公表したのか?
同じように悩む人たちの「助けになれば」
東村アキコさんは、
家族との関係を作品やメディアでオープンに語る理由について、
「作品で描くことは、自分のためだけじゃなく、誰かが『うちもそうだった』と救われることもあると思う」(引用元:Asuneta)
発達障害や家族問題はデリケートな話題ですが、
東村さんはあえてそこに踏み込み、
笑いも交えながら伝えることで、多くの共感を生み出しています。
まとめ
東村アキコさんは、自身の父親について「おそらくアスペルガーだった」と語り、
その体験を作品に昇華してきました。
明確な診断はないものの、エピソードの中には発達障害の特徴が多く見られ、
それを受け入れ、理解しようとする東村さんの姿勢には、
多くの読者が勇気づけられています。
家族のあり方は一様ではなく、それぞれの「かたち」があります。
東村アキコさんの作品や発言から、
私たちも「他者を理解しようとする姿勢」の大切さを学ぶことができるのではないでしょうか。
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