2025年8月7日、夏の甲子園1回戦で注目の一戦となった広陵高校と旭川志峯高校の試合は、
広陵高校の勝利で幕を閉じました。
しかし、試合後に起きたある“異変”がSNS上で大きな波紋を呼んでいます。
それは、旭川志峯高校の選手数名が広陵高校の選手との握手を拒否する場面が映像で確認されたことでした。
この行動は瞬く間にSNSやメディアに拡散され、物議を醸しています。
旭川志峯高校と広陵高校の握手拒否の瞬間

広陵高校対旭川志峯の試合
— 鷹ファン (@BLNvVmUsdf94202) August 7, 2025
旭川志峯の選手数名が握手拒否
こうなる気持ちもわかるわ。だって自分たちの試合でこんな注目のされ方だったら嫌になるに決まってる。
最低限のマナーは必要かもしれないけど正しい行動したと思う。
ナイスゲーム胸張って北海道に帰ってこい pic.twitter.com/XwP1C40aDq
甲子園の試合後には、選手同士が整列し、互いの健闘を称える握手を交わすのが一般的な光景です。
しかし、この日の試合では異変がありました。
旭川志峯高校の選手たちは、整列して握手のために前に出たものの、
映像では、
- 3年・稲葉主将(背番号13)
- 3年・熊野選手(背番号7)
- 3年・大岩選手(背番号15)
とみられる複数の選手が、広陵側の選手の前を無表情で歩き去る様子が確認されます。
握手を交わそうと手を差し出した広陵の選手に対して、
彼らは目も合わせずにそのまま列に戻っていったとされ、その様子はSNSやまとめサイトを通じて拡散されました。
一部の選手は無言で通り過ぎるという態度を見せたのです。
その様子はSNSやまとめサイトを通じて拡散されました。
今回は、その選手が誰で、どうしてそのような行動をとったのかを調べてみました。
旭川志峯高校が広陵高校との握手拒否の意味
別角度からの映像で観ると、旭川志峯高校3人の握手拒否が更に際立つね。
— 氷室 英介@事件考察系🤔 (@eisuke_himuro) August 8, 2025
広陵高校13番の空輝星くんは誰とも握手して貰えなかったか。
空くん、何故だか分かるな?#旭川志峯vs広陵 #握手拒否 #広陵高校野球部 #広陵高校いじめ隠蔽 #広陵高校野球部暴力事件 #広陵高校野球部集団暴力事件 https://t.co/paVlZvmsOi pic.twitter.com/uKCrWKVMSg
しかし、ネット上ではさまざまな推測や議論が飛び交っています。
特に注目されているのが、「広陵高校に対する無言の抗議ではないか」という説です。
広陵高校に対しては以前から
「部内でのいじめ」や「暴力的な指導」があったのではないかという噂がくすぶっており、
それを把握していた旭川志峯の選手たちが、
敢えて握手を拒むことで意思表示をしたのではないかという見方があります。
甲子園での握手拒否は前例がある?
実は、高校野球において「握手を行わない」という行動が初めてだったわけではありません。

たとえば、2019年春の選抜大会では、
これもまたネット上で注目され、
「不自然な動きではないか」と話題になりました。
また、
高野連のルールでは握手は義務付けられていないため、
各校の判断に任されている側面もあります。
つまり、握手の有無は“自由”ではあるものの、
それがどのような意味合いを持つかによって、世間の受け止め方が大きく変わってくるのです。
SNSや世論の反応
今回の握手拒否に対して、SNSを中心に賛否両論が巻き起こっています。
肯定的な意見
- 「いじめ加害側と握手したくない気持ちはわかる」
- 「自分たちの信念に基づいた行動をとったのは立派」
- 「高校生なりの意思表示として受け止めるべき」
こうした声は、
広陵高校側に何らかの“問題行動”があったという前提に立ったものが多く、
旭川志峯の選手たちを擁護する内容です。
否定的な意見
- 「スポーツマンシップに反している」
- 「礼儀を欠いた態度で、高校生としてふさわしくない」
- 「試合の結果に関係なく、敬意を払うのが常識」
一方で、
握手を拒否するという行為が“相手に対する敬意を欠く行動”であるという厳しい見方も根強く、
「何があろうと握手はするべき」といった価値観が顕著に現れました。
広陵高校との試合で握手拒否した生徒を支持しません。甲子園は主催に高野連がいて、その高野連が認めて広陵は出場してます。握手拒否したところで、その広陵と野球やってるんだから一緒だと思います。中途半端野郎と思います。本当に拒否するなら出場すべきでない。ただ広陵を擁護するつもりもないです
— faburasu (@0505sousou) August 8, 2025
今後の課題
この一件は、試合結果そのものよりも、
という本質的な問題を浮き彫りにしました。
旭川志峯高校の選手たちがもし、
何らかの信念を持って握手を拒否したのであれば、
それは単なる礼儀の問題ではなく、自己の価値観を表明する行動として注視すべきでしょう。
今後、高野連や関係者がこの件にどう向き合うのか、
そして選手たち自身がどのように説明責任を果たしていくのかが問われます。
まとめ
広陵高校との握手を拒否した旭川志峯高校の行動は、単なる一瞬の行動にとどまらず、
スポーツマンシップと個人の信念表明の在り方を考えさせる出来事となりました。
私たちはこの出来事を通じて、
「勝つこと」だけでなく、「どうあるべきか」「何を伝えるか」
といった教育的価値の重要性を再認識すべき時に来ているのかもしれません。
今後、旭川志峯高校および広陵高校、
そして高野連から公式な説明や反応が示されることを期待するとともに、
高校生たちの行動を大人たちがどう受け止めるのか、社会全体が問われています。
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