ワタナベエンターテインメントに所属する日本のお笑いタレント、女優。
愛称は珍獣ハンター・イモトと呼ばれているイモトアヤコさん。
2025年1月14日に放送されたNHKドラマ「東京サラダボウル」
イモトアヤコがシンハラ語の通訳として出演。
堪能なシンハラ語をしゃべり、ネットで話題になりました。
今回は、その話題になったシンハラ語について調べてみたいと思います。
イモトアヤコとシンハラ語
スリランカには何度か行ったことのあるイモトさん。
言語しにしっかり触れるのは初めてだとおっしゃっています。
ということは、イモトアヤコさんはシンハラ語の初心者。
ドラマの中についているシンハラ語指導の先生にガッツリ「東京サラダボウル」のためにシンハラ語の学習をするということになりそうですね。
ドラマには警視庁の通訳センターも登場し、英語はもちろん、さまざまな言語の通訳も登場。
その中の1人が、イモト演じる清宮。清宮はスリランカで話されているシンハラ語の通訳。
電動自転車のバッテリーを盗んだとされる外国人を取り調べる際に通訳したが、当然だがまったく自然なシンハラ語だった。
たくさん練習されたんでしょうね。凄いです。
是非ご覧になってみてください。
スリランカの7割がシンハラ語
「約2,000万のスリランカ人のうち、その7割を占めるシンハラ人が使用する言葉です。」
インド洋に浮かぶ島国スリランカ。
その面積は北海道の80%ほどです。
スリランカとは、シンハラ語で『聖なる光輝く島』を意味し、インド洋の南東に位置する島国です。
国土は北海道の8割程の大きさですが、その中に世界遺産が8つもあります。
中でも『天空の城シーギリヤロック』は有名な観光名所です。
スリランカに住むシンハラ語を話す人たちの特徴は…
日本語の習得が早く、コミュニケーションがとりやすい
スリランカ民主社会主義共和国(通称:スリランカ)
公用語シンハラ語は文法が日本語と似ており、シンハラ語には日本語の発音がほとんど入っています。
他国の外国人材よりも日本語を習得するスピードが早いといえます。
そのため、コミュニケーションが円滑に行いやすいです。
年長者や目上の方を敬う習慣がある
スリランカでは、現在も男尊女卑の傾向が残っていたりと、上下関係を大切にしています。
日本同様、職場でも上下関係を大事にし、目上の方を敬います。
人懐っこい性格の方が多いので、先輩から可愛がられる人が多いのも特徴です。
親日国なため、日本を好きな方が多い
スリランカでは、日本のドラマ『おしん』が繰り返し再放送されています。
『おしん』を見て、自分と重ね合わせ日本に憧れる方が多いそうです。
高校の選択科目で日本語を専攻する方も多く、2022年8月からはスリランカの義務教育で日本語が加わり小学生から日本語の勉強をしています。
長年の友交関係から、学校で日本の文化、柔道や空手を教わってる人が多く、スリランカ人は日本への親近感を抱いています。
日本人とシンハラ語
日本人がシンハラ語を習得する際の難しさ
- 文字の習得
シンハラ文字は日本人に馴染みがないため、形状や発音規則を覚えるのが大変。 - 発音
日本語にない有気音(息を強く出す音)や複雑な母音があり、正確に発音するのが難しい。 - 文法の違い
名詞に格変化(主格、属格など)があり、動詞も活用するため、覚えるルールが多い。 - 語彙の違い
日本語や英語との語彙の共通点が少ないため、新しい単語を覚える負担が大きい。 - 文化的背景の理解
スリランカ独自の文化や宗教的背景を理解しないと、言葉の使い方やニュアンスが掴みにくい。
日本人がシンハラ語を学ぶには、文字と発音の基礎をしっかり習得しつつ、文化的背景も並行して学ぶことが有効です。
まとめ
このように日本人が、シンハラ語を学ぶには難しい側面がある中、イモトさんはすらすらと話されていたそうです。
きっとすごく勉強されたのだと思います。
そして、スリランカの人たちは親日国で、親しみやすそうだと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Stutti! ස්තුතියිストゥーティ=ありがとう(スリランカで話されるシンハラ語)。
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