2024年5月ごろまで5kg2400円程度だったコシヒカリが、先月4000円を突破するなど、異常な米の高騰が続いている昨今。
背景には、米の流通が滞っていることがあるとされるなか、そんな中、ミヤネ屋に老舗米屋の三代目社長がリモートで出演されました。
21万トン放出されても足りない。
どこかが利幅のために買い占めていると、それがいったい何なのかを調べてみました。
浅草100年続く米屋の三代目
ミヤネ屋に出演された、佐々木社長のお店は大正時代から佐々木米店として浅草千束の地で創業を始め、
二代目の時民営化されて屋号を越後屋米穀店として浅草花川戸で58年余り。
今は三代目が社長をされ安心・安全をモットーに日々営業されています。
ミヤネ屋で米不足の原因語る
昨今の米不足の原因を佐々木さんは
お話されました。
以下、原因についてまとめてみました。
2025年に入り政府は値上がりを抑制するため、21万トンの備蓄米を放出し、
価格を安定させる予定でいます。
そして、3月中旬にJAなどを通じて小売業者にわたり3月下旬から4月上旬に店頭に並ぶ見通しだそうです。
しかしこれに対して対して佐々木さんは小売店に届くのは最後だから21トンでは足りないと、おっしゃています。
きっと他の小売業の方たちも不安な日々を送られているのでしょうね。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
原因について佐々木社長は以下のように話されて
います。
- 一部の業者がお米を買い占めている(スクラップ業者・鉄くず業者)
- 米を扱ったことのないような人まで参入している
- (お米の価格上昇の背景は)投機的なものであってマネーゲームであることは明らか
- お米は国の主食投機的に使い利幅を得ているなんて許し難い
そして佐々木社長は
『もうひとつ、2つぐらい、いいですか?』
と話を続けられました。
『あの、大阪万博、ございますよね? これで投機的にじゃなく、ほかの需要があって買い占められてる』
と発言されました。
ワイプに映る宮根氏は固まったまま、この指摘に言葉を返さず、数秒間押し黙ったのです。
佐々木社長はふるさと納税の影響も続けて指摘しましたが、
宮根さんは
『そういうこともあるんですね』
と受けただけで、大阪万博については“完全スルー”した形をとられました。
番組放送後、批判の声が多くあがったそうです。
ミヤネ屋へ視聴者の反応は?
【放送事故】
— 日本BUZZ NEWS!! (@buzznews09) February 16, 2025
ミヤネ屋、生中継で
暴露され無言になるww
「米の高騰原因は、大阪万博」
お米屋さん、よく言った!!
宮根!
都合の悪いとこだけ
スルーするなよ!#石破茂 #大阪万博 #維新の会 #吉村知事 #令和の米騒動 #宮根誠司 pic.twitter.com/TF3bCCp04S
なぜ大阪万博という要因だけを無視されました。
いっぽうで、今回の大阪万博の件も、視聴者は、お米の価格と万博の影響について、
宮根さんが、鋭く言及する姿勢を見たかったのではないかなと思います。
“大阪の番組”だからといって、万博を批判してはいけないというルールはないはずだ
と厳しい意見も出ていますね。
大阪万博の影響もあるとミヤネ屋で言われてた米の値上がり。ほんと高すぎや。
— ラーログ/ラーメンマニア【博多のススリスト】 (@ramen_mania1998) February 18, 2025
お金ないから卵かけご飯で過ごそうなんてのは、もう昔の話か。
米も卵も高級品になってしまった。
次は配給か。
どうしたんだ日本。 pic.twitter.com/9fkNHi0onh
お米屋さんの佐々木さんの発言が大きな波紋になっ
たのではないでしょうか。
まとめ
今回、政府の21万トン放出の話とともに、マネーゲームが起こっていることや、
それについて大阪万博が取り上げられ宮根さんの対応に視聴者からの批判の声がありました。
許し難いことが起こっている現状が良くなり高騰が収まり小売業者や消費者のためにも、
主食のお米が普通に食せることを願います。
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