俳優・映画監督の斎藤工さんは、
「cinéma bird(シネマバード)」を発案し、継続的に開催されてきました。
今回は、そんな斎藤工さんが10年続けてこられ名誉ある文化庁長官表彰されました。
気になる、シネマバードとは何かを調べてみました。
どうぞご覧ください。
斉藤工シネマバードを始める
シネマバードとは
シネマバードは、移動映画館のことで
被災地の一角を映画館にして無料で映画やライブを届けるプロジェクトです。
もとは西洋の移動遊園地がひな型でした。
普段過ごしている場所がお祭りのような非日常空間になり、
終わった後もそこを通ると、あの時の味わいを思い出せるという喜びがあるといいます。
斉藤工さんがそんな取り組みをされているとは知れませんでした。
シネマバードを始めるきっかけ
斉藤工さんがシネマバードを始められた
きっかけは、
東日本大震災
でした。
東日本大震災で亡くなった方の遺族や、住んでいる場所でトラウマになっている方々が、
その地で生活を続ける日々のなかで、どうしても気が滅入ってしまうときに
楽しい思い出を新たに作れたらと、斉藤さんは思われました。
斉藤工さんは、
とおっしゃっています。

シネマバード需要は?
ボランティアで被災地を訪れたりするなか、エンターテインメントが必要だと感じた
という斉藤工さん。
需要があるかははっきりわかりませんでした。
しかし、シネマバードを見たお客さんは、
- 被災した地を忘れずにイベントをして下ってうれしい。
- お笑い芸人の方に笑わせてもらった。
- 嬉しかった。
- 楽しかった。
- 笑顔と感動をもらいました。
など、好評です。

そして、
また、こういう機会があったら見たい
という声もありました。
斎藤工10年間シネマバード継続

斎藤工さんは、
10年の節目で受けた表彰を告げられて、
と話されています。
自分にできることは何か、今も葛藤があると斎藤さんは自問自答されています。
自問自答しながらも続けられていることがすごいと思います。
斎藤工文化庁官表彰
そして、2024年12月17日に斎藤工さんは 「文化庁⻑官表彰」を受けられてます。
他にはドラゴンクエストシリーズなどを手がけた
ゲーム作家の堀井雄二さんなど有名な方が受賞されています。

とお話されました。
また、登壇するにあたって、以下のことを述べられています。
当初、僕が登壇しないほうがいいのではないかと思っていました。
僕個人ではなく、実行委員会に対する表彰なので。
自分たちのプロジェクトに胸を張ると同時に、
もっと被災地支援に力を注いできた方たちが他にいるんじゃないかなという思いも生まれました。
他には30年、40年続けられている方も賞をいただかれていました。
そんな方を目の前にしてとっても恐縮されたことと思いますが、
斎藤さんの若さで10年間、被災地の方にシネマバードを
届け続けてこられたことはとっても素晴らしいことだと思います!!
👏
文化庁長官とは
文化庁長官表彰は、
文化活動に優れた成果を示し、我が国の文化の振興に貢献された方々又は、
日本文化の海外発信、国際文化交流に貢献された方々の功績をたたえ
授与されるものであります。
斎藤工と永野(芸人)
また、斎藤さんはシネマバードを始められたときから、
ほぼ一緒に活動されているのが
芸人の永野さんです。


仲良しですね!
永野さんとは、永野さんが売れる前から交流があったそうです。
そして、映画にも一緒に出演されています。
まとめ
シネマバードは、移動映画館のこということがわかりました。
斎藤さんは被災地の一角を映画館にして無料で映画やライブを
10年続けてこられました。
そして、文化庁長官表彰されました。
きっとこれからも芸人の永野さんと一緒に取り組んで行かれるんだと思います。
これからも、被災地の方に多くの笑顔と感動を、与え続けていかれることと思います。
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